【書評】ともに戦える「仲間」のつくり方


今回は、1976年生まれ(僕と同じ歳)の南壮一郎さんの本、『ともに戦える「仲間」のつくり方』のご紹介。



1.はじめに「気になるタイトル」



実は、会社の同僚が献本頂いて、「読む?」と貸してくれたので、すぐに「読む!」と答えたくせに他の本を読んでいたので、しばらく会社の机の上に置きっ放しになっていました。

僕の机は、デスクトップパソコン以外何も置かれていないので、この本だけがパソコンの横に"ちょこん"といつもいて、仕事の合間にチラチラと背表紙を見ているうちに妙にタイトルの事が気になってきました。

よくよく見ると、すごいタイトルだなぁ、と。

会社に置いておくと、考えようによっては、『今僕には、共に戦える仲間がいません!』って同僚たちにアピールしているかのような、タイトル。

気になりだすと、とても気になる。

だんだん、本当に自分がそれをアピールするためにこの本を机に置いているような気がしてきてしまって、とりあえず今読んでいる本を横にづらして、この本を持って帰る事にしました。

2.概要



本の内容は、南壮一郎さんがビズリーチと言う、高所得者向けの転職サイトを開設するまでの話し。

その中で、いかに仲間が大切であったかを綴っていきます。

概略だけ書いてしまうと、「よくある話し」と言ってしまえば、言ってしまえなくもないと思うのですが、良くある話しを「聞く」のと、「やる」のではまるで別の話し。

「やった」人にしかわからない事をこのような形で、やった事のない人に伝えてくれるのは、その全てではないにしても、大変ありがたい事です。

3.読むのにどのくらいかかる?



僕は、3日くらいで片道1時間くらいの電車で読みましたので、6時間くらいでしょうか?

意外と面白くて、読み飛ばす事が出来なかったので時間かかりました。

4.どこに感銘を受けた?



相変わらず、引用させて頂きます。


エンジニア竹内真さんをどうしても仲間に招き入れたいと思って再三アタックして断られていた南さんがサービスをスタートする事すら難しい状況の中で最後のお願いをしたあとに竹内さんから送られたメール文



南さん、昨日はお疲れ様でした。いつも強気なあなたも、さすがに今回ばかりは憔悴しきっていると感じましたよ。実は僕はあなたととても似ていると感じています。同じようなことを考え、同じように振る舞うから、実は嫌いなんです。
これまで何人ものエンジニアと会ってまったく相手にされなかった理由、南さんは自分でわかっていますか?僕たちのようなエンジニアは、あなたのようなビジネスマンタイプの人間をみると、いいように使われてしまうのではないかという不安に駆られるのです。

中略

インターネットビジネスにおいて、システムは心臓部。事業の価値そのものです。にもかかわらず、エンジニアは人にこき使われやすく、大変な仕事の割に、その価値を理解してもらえないことが多いのです。今回あなたは、失敗をして、痛い目をみたから、システム開発がいかに大変なことか、身を持って知ることが出来たんだと思います。

中略

ビズリーチには各分野のプロフェッショナルが集まっていて、本当に素敵な仲間がいます。彼らを集め、そして無償でも楽しそうに働く環境を作ったのは、紛れもなくあなたの力です。

中略

力を合わせて、二ヶ月でサービスをスタートさせましょう!




思わず。一緒に泣いてしまいました。

そして、最後の締めくくり。



今思うと、事業づくりとは、まさに「仲間探し」なのだ、と気づかされる。
人生のページは、何もしなくても1ページ、また1ページも勝手にめくられていく。昨日の1ページは、もう終わっている。学生時代は勝手にページがめくられていって、勝手にページが進んでいき、なんとなくストーリーはできていく。
だが、自分たちでやる事業づくりは自分たちでストーリーを作らなければならないし、作っていくことができる。自分たちで仲間を探して、自分たちで仲間を選べる。その一人ひとりの登場人物にストーリーがある。そこにあるのは、人間そのものだ。




以上です。

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